ここでは基礎指圧の技術及び病状別による応用技術を学びます。臨床実習が主ですが、講義も含まれます。

基礎理論と実技 (144時間)

基礎理論

指圧の基本概念であるその特徴、生理学的機能、手と指の操作、圧のかけ方、及び禁忌を学びます。

自己指圧

自己指圧を学ぶ事によって、基本的な手の使い方・正しい圧のかけ方を学習し、全ての基本指圧点を覚えます。

チェアー指圧

この授業では10分チェアー指圧と20分チェアー指圧を学びます。学生にとっては、これが初めて人に指圧をすることになります。

全身指圧

75分から90分かけて、約660点を押す全身指圧を学び練習します。全身指圧は段階に分け、少しずつ時間を増やしていきながら行われます。

応用理論と実技 (144時間)

ツボ指圧理論

根本的なツボ理論や反射点の基礎を、指圧による苦痛軽減の観点から取り上げます。

症状別指圧

循環器系・神経系・消化系・呼吸系・内分泌系・筋肉系・泌尿器系、そして生態系の各症状別指圧について学習・練習します。

ここでは東洋医学の基礎知識を学びます。

• 陰陽と5つの要素、理論を学びます。
• 東洋医学の観点からの、人体における、気・血液・体液・すべての内臓器官との関係性を学びます。
• 東洋医学の観点からの、病因とメカニズムを学びます。
• 指圧とその他手技療法における、診断及び治療理論を学びます。

基礎指圧、スクールクリニック開始の為の記述試験、全身指圧の施術試験を修了及びパスした後に実施可能となります。学校内や公共のイベント会場で、スー パーバイザーの指導の下で臨床実習を行います。患者のカルテ記入・施術の計画・指圧技術の取得等を経験します。

スクールクリニック (336時間)

臨床実習 (300時間 / 200人)

学校にて、200人の患者に実際に臨床実習を実施します。

実技試験・自主学習 (36時間)

臨床実習の数に応じて、定められた回数の実技試験をパスしなければなりません。また、患者がいない時間に定められた時間数の自主学習をします。

フィールドワーク (14時間)

学校やイベント会場などの公の場にて、スーパーバイザーの指導の下で指圧を施します。指圧とは何か、という説明から実際の施術プランやテクニックを学びます。