ホーム | 指 圧について | 学校 案内 | 治療院 | 指 圧協会 |ニュース&ビデオ| 所在地 | お 問合せ | English

カナダ指圧カレッジ卒業生山内まなみさんインタビュー 
2007年9月卒業



2007年9月、晴れてカナダ指圧カレッジを卒業し、
その後もカナダで活躍中の山内まなみさんへ、カ
ナダ指圧カレッジ在学中の思い出、また在校生に
向けてのアドバイスなどをお聞きしました。

Q: カナダ指圧カレッジに入学しようと思ったきっかけは何ですか?

私 は、カナダ指圧カレッジに入学する前、一度カナダに滞在した事があります。その時この国がとても気に入りました。その後いったんカナダを離れ日本で生活し ていましたが、カナダに戻りたいという気持ちから、カナダでの自分の将来を描くようになっていました。そのような中、学生の頃から、よく友達にマッサージ をしていたりとマッサージ関係の職種に以前から興味があった私は、英語で日本伝統文化の指圧を学べるというカナダ指圧カレッジ存在を知りました。他にも指 圧を短期で学べる学校や、マッサージを学べる学校はありましたが、浪越指圧をOriginalのまま英語で学べるというカナダ指圧カレッジ校風にとても興味がわき、この学校で指圧を学ぶ事でカナダでの将来の視野も広がるのではないかと思い入学を決意しました。

Q: 実際にカナダ指圧カレッジに入学してどのように感じましたか?

入 学前、学校のカリキュラムを見て、英語で医学的な内容を学ぶ事に不安はありましたが、カナダ指圧カレッジのスタッフの方に色々と相談させていただいたり、 話を聞いてもらううちに、その不安はすっかりなくなり、逆に指圧を学ぶ事へ意欲がわいてきました。実際にカナダ指圧カレッジに入学してから、やはり授業に ついていくのはとても大変でした。特に私は生理学に苦手意識をもってしまい、目に見えない細胞レベルの話を英語で勉強するという事に苦戦しました。入学し て2ヶ月は一日2~3時間自宅で勉強していたと思います。しかしクラスメートと協力しあいながら、また上級生の方からたくさんのアドバイスをいただきなが ら、乗り越える事ができました。私にとってクラスメートは戦友のようなとても大切な存在です。

Q: 授業内容について

栄養学の授業内容は、私生活の中で、また指圧を施術するようになってからお客様との会 話の中などでとても役に立ちました。それまでの自分は、あまり食生活にこだわりを持っていませんでしたが、栄養学を受講後は買い物をする時などこれまでは 気にしなかった部分にまで目を通して品物を購入したり、また意識しなくとも、自然と野菜やフルーツを積極的に摂取するようになりました。
指圧基礎のクラスは、比較的に楽しみながら受講できました。授業の中でカナダ指圧カレッジの創始者、池永清先生がおっしゃられた「出来る限り多くの人の体 にふれ、施術経験していく事が大切である」という言葉にとても感銘を受け、その言葉はその後の私の指圧師としての教訓となっています。
応用指圧の授業では、症状別でより深く指圧を学ぶ事ができ、後述の付属クリニックでの勤務に非常に役に立ちました。

Q: スクールクリニックの思い出

基礎指圧の授業を終了すると、臨床実習に入ります。カナダ指圧カレッジでは卒業までに一般のお客様を相手に300人の臨床実習を終えなければなりません。初めてのお客様は知り合いのだんな様だったにもかかわらずとても緊張した事を今でも覚えています。しかし、一人二人と臨床実習をしていく中で、最初の頃は、いつになったら300人終わるのだろう、まだ後200人以上も施術しなければ卒業できない…とこのカリキュラム内容を否定的に考えてしまう時期がありました。しかしその後、臨床実習を継続していく中で、ホスピタリティの大切さや基本施術の本当の意味での大切さがわかるようになり、それからは臨床実習で沢山のお客様の体に触れ、基本を重ねていく事の大切さが改めてわかるようになりました。ただ300人同じように全身指圧を施術するのではなく、お客様Client一人一人の症状や性格などを考えながら施術する事の大切さ。特に実習数が150人を過ぎたころから基本に忠実にという意識をよりいっそう深めるようになりました。それからは、お客様からの反響も手に取るように伝わってくるようになりました。残念ながら、スクールクリニックでの生徒の指名は禁止されていますが、「また私の施術を受けたい」と言ってくださるお客様が増え、指圧師としての喜びを肌で感じる事ができました。
今思うと、この臨床実習での経験が、今の私の指圧師としての基盤を形成してくれているのではないかと思います。卒業後、実際に指圧師として働くようになってから、基本指圧の大切さを改めて身にしみて感じる事が出来たのも事実です。

Q: 在学中、カナダ指圧カレッジ付属クリニック“Japan Shiatsu Clinic”で働くようになってからの感想。またスクールクリニックとの一番の違いは何でしたか?

カナダ指圧カレッジの一つの特色として、在学中にカレッジ付属のクリニック“Japan Shiatsu Clinic”にて研修実習しながら奨学金を得る事の出来るシステムがあります。前述のとおり、卒業までに沢山の人の体に触れ、より多くの人に施術したいという気持ちが大きかった私にとって、このプランは自分の技術を磨く上でまたとないチャンスでした。実際のクリニックで一指圧師として働くわけですから、臨床実習とは違うモチベーションーションで取組む事ができました。Japan Shiatsu Clinic勤務中は、お客様の症状別に施術を行わなければなりませんので、その症状にあわせどのように施術プランを組むか、またどのようにのFocusしながら治療していくかなど、臨床実習では学べない事が多くありました。
私のお客様で、85歳位の重度の関節炎を患っている方がいらっしゃいましたが、3回目の来院の後から杖無しで歩けるようになられたり、四十肩を患っていた方が施術後手を上げれるようになったりと、目に見えて症状が改善されるお客様の姿を目の当たりにする事ができ、指圧師として大きな自信へとつながりました。

Q: 就職活動についてお聞かせください。

卒業の数ヶ月前から就職活動を開始しました。就職活動を行う上で大切な事はレジュメ作成方法だと思います。自分の個性を活かしたレジュメへと改善するにつれ、求人先からの問い合わせもおのずと増えていきました。知人に聞いた話では、自分のレジュメの中に音楽を入れ、E-mailでレジュメを送信する人もいるとの事です。まずは求人先の方に興味をもってもらう事が先決ですので、一枚のレジュメで自分をどのようにアピールしていくかが、とても重要な事ではないかと思います。また、私はカナダ指圧カレッジから生徒として、Japan Shiatsu Clinicから指圧師としての推薦状を作成してもらい、それらをレジュメに添付し自分をアピールしました。
カナダ指圧カレッジには、指圧プラクター本科課程に加えスパ指圧コースがあり、そのコースで行われている授業を単位別に取得する事もできます。私は、スパコースにも興味がありましたので、在学中に単位制でリフレクソロジーアロマオイルセオリー、ホットストーンマッサージを受講し受講終了証書を取得しました。これらのクラスを受講する事で、在学中はとても多忙になりましたが、人がやらない事をやらないと就職活動に活かせない思い、在学中の年間は自分に出来る限りの知識、技術を習得する事に専念しました。このような体験をレジュメの中に記載しアピールできた事が、就職活動にはとても有利に働いたと思います。
在学中に臨床実習を重ねていくと、自らの手、特に指、体の調子を実感しながら卒業後指圧師として働いていくのか、またスパな どで働く中で指圧経験を活かしていくのか…など様々な方向性が見えてくると思うのです。その中で、自分は何に向いているのか、何をやってい きたいのかという事を在学中に明確にしながら学校生活を送っていく事が大切ではないでしょうか?また、出来る限り人の話に耳を傾ける事、情報収集がとても 大切だと思います。

Q: 実際に就職してからの事をお聞かせください。

私は卒業後、カナダBC州ウィスラー市ウェスティンホテル内にある“Avello Spa Health Club” に就職が決まりました。リフレクソロジー、ホットストーンマッサージ、スポーツマッサージ、リラクゼーション、アロマオイルマッサージなど仕事全体の80%がスパ関 係の仕事でしたが、その中でも週に何度かは指圧の施術を行う機会もありとても充実した日々を送る事ができました。実際に就職してから改めて感じた事は、カ ナダ指圧カレッジ在学中に臨床実習を一人一人まじめに行っていれば、自分でも驚くほどの技術が身についているという事です。本当の意味で臨床実習の素晴らしさを実感できるのは卒業後、就職をしてからなのかもしれません。現在はバンクーバー市内に戻り、ウェストバンクーバーのパークロイヤルモール内にある“absolute spa” で稼動していますが、スタッフの中で指圧の施術を行えるのは私だけですので、大好きな指圧をお客様に提供できる機会を多く持てる事が私の喜びです。加えて、最近では“West Vancouver Acupuncture Clinic”でも指圧師として稼動しており、以前と比較してお客様に指圧を提供する機会が増えています。

Q: 卒業後2年弱で念願のカナダ移民を果たしたまなみさん。そんなまなみさんから在校生、また今後カナダ指圧カレッジへ入学しようと思っている方へ一言。

ビザの取得に関しては、様々な情報が様々なところから耳に入ってくると思います。情報収集は必要だと思いますが、信頼のおけるコンサルタントへ、 伴う費用などをきちんと見据え、自分なりの方向性を明確にした上で相談をしていく事が大切ではないかと思います。仕事を探す上でも、仕事を継続していく中 でも、またビザの取得に際しても自分の明確な気持ちを相手に一生懸命伝える事が大切ではないでしょうか。カナダ指圧カレッジに在学中の生徒の方へ一番伝え たいことは、今のうちに習得できる知識や技術を出来る限り身につけておくという事です。それが後に自分の自信へとつながっていくでしょう。
最後になりましたが、入学前、在学中、卒業後も色々とお世話になったカナダ指圧カレッジのスタッフの方々に改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。

山内まなみ

ホー ム | 指 圧について | 学校案内 | 治療院 | 指 圧協会 | ニュース&ビデオ | 所在地 | お 問合せ

お問合せは日本語でどうぞ 604-904-4187