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2009年6月、晴れてカナダ指圧カレッジを卒業し、現在はカナダ指圧カレッジ付属のJapan
Shiatsu Clinicで働いているサカイ タカシさんに当校での思い出、在校生に向けてのアドバイスをお聞きしました。サカイさんは指圧とは全く別の仕事を持ちながら、パートタイムで3年6ヶ月をかけて当校のディプロマプログラムを終了されました。
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Q; カナダ指圧カレッジに入学しようと思ったきっかけは何ですか?
私
の指圧との出会いは、まるで掘り出し物をみつけたような感じでふいに訪れました。それは2005年のクリスマス明け、ロンズデールキーマーケットへたまた
ま出向いた際、マーケット内にある指圧クリニックで沢山の人々が指圧を受けている光景に遭遇しました。しばらく様子を見て、だんだんと興味が湧き、そして
20分間の指圧施術をお願いしました。その時間は、連休からくる背中及び肩の疲れを癒すには充分な時間でした。私は古川努さんという指圧師の方から施術を
受けましたが、たった20分間の施術で背中や肩が軽くなり、元気が出てきました。そんな指圧療法に心を動かされ、施述後すぐに指圧をもっと深く知りたいと
思うようになりました。それはとても不思議な感覚で、私は今まで様々なマッサージを受けてきましたが、指圧はより深く、長く続く開放感をもたらしてくれま
した。私に施術をして下さった指圧師の古川努さんより、私が施術を受けた指圧クリニックは、カナダ指圧カレッジ付属のクリニックで、同カレッジはそこから
たった徒歩5分ほどの場所にあるとお聞きし、私はその場で指圧基礎コースへの入校を決断、翌日には入校手続きを終えました。
指圧基礎コースの講師はジュディトンプソン先生で、アメとムチを上手に使い分ける経験豊かな素晴らしい先生でした。仲間意識が非常に強く楽しいクラスで、
少人数のクラスではありましたが、生徒の経歴の多様さには目を見張るものがありました。また幸運な事に、その後の私をいつも励まし、また応援してくれる事
となるガールフレンドとも、この指圧基礎クラスで出会う事ができました。指圧という全く新しい世界に触れ、その扉を開けた瞬間から、私はこのままこの指圧
道へ自身の身を置く事を決め、すぐに2200時間ディプロマプログラム受講を決意しました。
Q; 授業内容に関してどう思われましたか?
当時、指圧とは全く違う分野でフルタイムの仕事をしていた私にとって、カナダ指圧カレッジの一番のメリットは、パートタイムで受講が可能だった事です。カナダ指圧カレッジのカリキュラム内容はとても順応性のあるもので、通常フルタイムで2年かけて終了する2200時
間ディプロマプログラムが、パートタイムであればプログラム修了までに、最長4年間という歳月を費やす事が可能なのです。幸運な事に、パートタイムで受講
していた私は、1学期中に受講するクラスは2~3クラスだけですみ、フルタイムの仕事を持ってしても、一つ一つの授業に集中する事ができました。どのクラ
スもとても楽しく、私は特に栄養学と漢方の授業にとても興味を持ち、受講後は自分の食生活を気がけるようになったりと、実生活においてもとても役に立ちま
した。指圧応用クラスでは頭痛や寝違い、不眠症PMSといった日常的に起こる症状に関して一歩踏み込んだ施術方法を学び、このクラスも極めて素晴らしいものでした。
Q; スクールクリニック、フィールドワークについてお聞かせください。
スクールクリニックを始めた当初は、75分~90分の全身指圧を300人の一般の患者さんへ提供するというカリキュラム内容に、気が遠くなる思いだった事
が思い出されます。しかし、カナダ指圧カレッジでは、私の仕事のスケジュールに合わせて1週間に2~3日間のペースでスクールクリニックが出来る環境が
整っていました。
毎週一般の患者さんへ指圧を提供していく事で、少しずつではありましたが、指の力が増し、またその感覚もとても鋭いものになっている事が日々実感できまし
た。特に声を大にして伝えたい事は、指圧の技術を磨いている間は常に患者さんに耳を傾け、またそこに共感していく事が大切であるということです。様々な体
型や症状を持つ患者さんに指圧を施術することはとても貴重な学習体験で、指圧が終わった後の患者さんの笑顔、またリフレッシュした様子は、私に自信と満足
感を与えてくれました。
フィールドワークでは、バンクーバーウエルネスショーや、パウエル祭など、その他様々な公共の場で、70時間の指圧実演を行いました。スクールクリニック
と比較すると、短時間でたくさんの人と出会い、のびのびとした雰囲気の中で患者さんと触れ合うことができました。ほとんどの患者さんは、ただお話をした
り、中にはちょっとした質問を投げかけてくる方もいらしっしゃいましたが、このような場をとおして、皆さんが指圧に興味をもって下さり、またそれが今後の
カナダでの指圧の発展につながっていくという事が、フィールドワークの素晴らしさだと思います。桜の花が咲く中で、日本食の香りが漂い、その中で訪れた方
々が日本文化を楽しまれていた「ジャパンフェア」での指圧は特に楽しかったです。
Q; ハワイでの解剖学研修についてお聞かせください。
ハワイ!さわやかな風、ため息がでるほどの美しい
砂浜、そしておいしい食べ物。。。解剖学研修ももちろん素晴らしかったです。解剖学研修の詳細については、カナダ指圧カレッジのウェブサイトの他のページ
でも述べさせていただいていますが(http://www.shiatsuvancouver.ca/p-hawaii.html)、机上の解剖学の授業に命を吹き込むこの研修と、ハワイ及び日本の指圧学校の生徒さんとの交流は、これから指圧を学ぶ未
来の全ての生徒さんにぜひお勧めしたいです。ハワイでは、とてもすばらしい心のこもった暖かいもてなしを受けました。 |

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Q; 国際指圧会議についてお聞かせください。
私にとってもっとも印象深いことは、指圧を学び、指圧を施すことに人生をささげたたくさんの経験豊かな指圧師の方々に会えたことでした。技を鍛え分かち合う情熱に心を打たれました。
Q; 今後の予定についてお聞かせください。
当
面の予定は、プロ指圧師として一人でも多くの方々に指圧を提供していく事です。指圧は、今日われわれが目の当たりにするたくさんの慢性病をやわらげる素晴
らしい理学療法です。ストレスを発散するためだけにでも大きな効果があります。私自身の長期的な予定としては、より明確にエネルギッシュでスピリチュアル
なやり方を含むナチュラルヘルスという広範囲な枠組みに指圧を組み入れる事です。
大事なことは学び続けること、練習を怠らないこと、意見を分かち合うことだと考えます。
指圧プラクター
サカイ タカシ
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